お歳暮のマナー!正しい贈り方は?挨拶状でワンランク上のお歳暮を!
お歳暮は日頃の感謝を伝えるとても大切な物。
贈ればいいってものはありませんよね(^^)
お歳暮というとデパートや百貨店などのお歳暮コーナーが
年末の声が聞こえてくるとテレビの特集などでも取り上げられます。
そういったお歳暮コーナーのメリットは届ける手配までしてくれるところ!
ですが、「手配したらおしまい」にしてしまっていませんか?
今回は、本来のお歳暮の正しい贈り方と、宅配便で届けてもらう時の
「ワンランクアップ」のチョットしたマナーをまとめてみました!
お歳暮は本来手渡しで贈るもの!
お歳暮は今でこそ宅急便が多いと思いますが、元々は手渡しで渡すのが主流でした。お歳暮自体が「感謝の気持を込めて贈るもの」ですから手渡しが一番
ということは想像がつきますよね(^^)
ですが、今は会社勤めがあたりまえで何かと忙しい時代になりましたし、
遠方の方と親交があることも珍しくなくなりました。
そういった背景もあって宅配便でのお歳暮のやりとりが多くなっています。
手渡しの場合は、年末の忙しい時期に時間をとってもらったりすることも
必要になってしまいますから「時代に合わなくなってきている」という
部分もありますよね。
ですが、「デパートで商品を選んで配達してもらっておしまい!」では少々、
機械的で「気持ちがこもらないのでは?」とも思う方もいらっしゃるはずです。
宅配便が主流の今だからこそ、ちょっとした気遣いで印象が変わってきますよ!
便利な宅配のお歳暮をワンランク上げる方法!
それでは、宅配便でお歳暮を贈る際に一手間加えるだけで「気持ちのこもったお歳暮」にする方法をご紹介します。
それは・・・
「挨拶状」をそえることです。
「なんだ!そんなことか・・・」と思ったあなた、果たして
挨拶状を付けたことがあるのでしょうか??
我が家にも昔から毎年何件かお歳暮が届きますが「挨拶状」が
添えられているお歳暮を見たことがありません。
企業間のやりとりであればそんなことも無いでしょうけど
個人のやりとりで挨拶状が添えられているのは案外珍しいものです。
「挨拶状」を付けることは強制すべきものではありませんが、
この現状を踏まえて考えると・・・
「挨拶状は目立つ」
ということが分かりますよね?
「知っているけどやっていない」それが挨拶状なんです。
だから、あなたがお歳暮を贈る際に挨拶状をそえることはとても
意味のあることなんです。
ですから、挨拶状をお歳暮に同封するか、手紙をお歳暮が届く頃を
見計らって送ってみてはいかがでしょうか?
お歳暮の挨拶状のポイント!
それでは、どのように挨拶状をかけばいいのかポイントをご紹介します。ポイント1
親しい間柄でも時候の挨拶は必ず入れよう!
お歳暮には季節感が大切です。
12月に送るわけですから、
改まった書き方であれば
「師走の候」「寒冷の候」「歳末の折」
親しい間柄であれば
「寒さもひとしお身にしみるところ」
「寒さも本格的になってきました」
など相手に応じた季節のあいさつから始めましょう。
ポイント2
相手の安否を気遣う文章を入れ、こちらの近況も簡潔に伝える。
「皆様おかわりありませんか?おかげさまでこちらは無事に過ごしております。」
「風邪など引かれておりませんでしょうか?こちらは皆元気です。」
など時候の挨拶と合わせて一言添えましょう。
ポイント3
お歳暮送ったことについても忘れずに。
「ささやかではございますが、お歳暮の品をお送りしましたので
ご笑納いただければ幸いです。」
などと忘れないようにしましょう!
以上の3つのポイントを押さえて挨拶状を同封、もしくは別送すればOKです。
長く書く必要はありませんので簡潔に伝えることを心がけましょう。
【例文】
拝啓 歳末の候、皆様におかれましては御健勝のこととお慶び申し上げます。
毎々のご厚情を賜りまして、大過なく年の瀬を迎えることができました。
来る年も変わらぬ、ご厚誼の程心からお願い申し上げます。
本日、お歳暮のしるしに心ばかりの品をお送りいたしました。
お気に召していただければ幸いです。
まずは略儀ではございますが、書面にて歳末のご挨拶を申し上げます 。
敬 具
平成Ο年Ο月Ο日
歳暮 太郎
ОΟОΟ 様(縦書きの場合最後に宛名)
引用元:ProPortal文例集
最後に
当たり前と思っていても以外とやっていないことって多いですよね?お歳暮の挨拶状もその一つではないでしょうか?
マナーとして当然のことをやるだけで全然印象が変わってきます。
今度のお歳暮では挨拶状を添えてみてはいかがでしょうか?
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