七夕の由来を子供に簡単に伝えるコツ!物語でわかりやすく!

日本における「七夕」は、奈良時代に中国より伝わったとされています。

日本最古の歴史書で知られる”古事記”(こじき)にも、七夕についての記述があります。

 

でも、このようなお話を子供にしても、ちんぷんかんぷん。

「何のこと?」「古事記?」「奈良時代?」ってなるのは、目に見えていますよね(^_^;)

 

今日は、本当は難しい?七夕の由来を子供に簡単に伝える方法を紹介します。

子供にもより分かりやすくするため、ストーリー仕立てにしてみました。

 

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子供にも分かりやすい七夕の由来!簡単に説明できるストーリー付き

【 子供にもわかりやすい七夕のお話!】


むかしむかし、あるところに、織姫というお姫さまがいました。

このお姫さまは、お洋服を作るための布をつくるのが、とっても上手な女の子。

機織り機(はたおりき)を使って、毎日せっせと、布を作っていました。

 

また、彦星という男の人は、野菜を作ったりする農業がとても得意な人で、ふたりとも、毎日お仕事をがんばっていたそうです。

 

そんなふたりは、いつしかお互いの頑張る姿に惹かれ、結婚することになりました。

 

七夕

 

しかしふたりは、ふたりで一緒にいる時間を全て「遊び」に使ってしまいました。

お仕事も頑張らなきゃいけないのに、織姫も彦星も毎日毎日遊んでばっかり。

 

得意なはずの機織りのお仕事も、農業のお仕事も、ず〜っとほったらかし。

そんなふたりをお空から見ていた神様は、ふたりをこらしめようと、彦星を空のかなたへ、織姫からは見えない遠くの場所に引き離してしまったんです。

 

お互い離れ離れになってしまった織姫と彦星。

織姫は、彦星に会えないさみしさで、毎日泣いてばかりいたのだとか。

 

そんな様子を見ていた空のかみさまが、”年に一度だけならば、会ってもいいだろう”と、一年に1回だけ、織姫と彦星が会うことを許す日を作りました。

 

でも、これにはお約束事がありました。

空のかみさまは、「前のように毎日せっせと仕事を頑張るのであれば、7月7日だけは、会っても良い」と約束をしたのです。

 

こうして、前のように仕事を頑張るようになったふたりは、一年に一回、7月7日だけ、天の川を通じて、会えるようになりました。


織姫と彦星にまつわるストーリーは、このような物語になっています。

子供にこのお話を伝える時は、楽しいことだけ頑張るのではいけないことを、一緒に教えてあげたいですね。

 

「○○ちゃん、○○くんも、ゲームしてばかりだと、怒られちゃうよ〜!」なんて、普段の生活の中で、子供を叱るべきところを、やる気に上手く促してあげると良いですよ!

 

笹と短冊を飾る理由も子供に合わせて教えるには?

このお話に出てくるかみさまに届くとされているのが、笹と短冊です。

笹は真っ直ぐ空に向かって伸びるため、天に届くと言われています。

また、葉も歌にあるように「サラサラ」と音を立てるため、かみさまが気付くと言われています。

そこに短冊を飾るのです。

 

七夕

 

「神様が、織姫と彦星のふたりを空から見ていたように、願い事を見ているから叶うよ♪」

と、教えてあげると良いと思います。

 

七夕の織姫と彦星のお話から、「○○ちゃん、○○くんは何を頑張りたいの?」と、短冊に書く願い事を引き出してあげるのも良いと思います。

 

また、YouTubeには、七夕の由来が子供にも良く分かる紙芝居も紹介されています。

ご自宅で、自分のお子さんに教えてあげるのであれば、こういった動画を、上手く活用して一緒に見ながら教えてあげると、より頭に入るのではないでしょうか(^^)?

 

でも、子供はすぐに「何で?」「どうして?」が始まりますので、お母さん、お父さんは、動画を見る前に、ちゃんと予習しておかないとダメですよ♪

 

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