土用の丑の日!秋はいつ?夏以外に美味しいうなぎを食べるチャンス!

約15日×24の節目に分けた「二十四節気」(にじゅうしせっき)。

日本における行事などは、この二十四節気に基いてつくられているものもたくさんあります。

 

例えば、「豆まき」をする節分も、この二十四節気に基いたもので、節分を基準に約15日×24回に一年は分けて考えられています。

15日×24の節目、ちょうど、360日、1日になりますよね。

 

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今回、説明する「土用の丑の日」もこの二十四節気に基いて決められています。

土用の丑の日とはいつを指すのか?わかりやすく紹介していきます。

 

立秋とは?土用の丑の日はいつ?

二十四節気は、太陽の角度が基準になって決められています。

地球から見た角度が135度になった時が、「立秋」となります。

 

そのため、立秋の日にちは毎年違い、今年は8月8日です。

今年の立冬は11月8日頃となっていますので、今年の暦の上での秋は、8月8日〜11月7日まで、となります。

 

8月8日頃といえば、日本の気候は「真夏」。

とても秋のはじまりの日とは思えませんが、この日が立秋なんです(汗)

 

土用の丑の日というのは、「土用」の期間にある、「丑の日」のことなのですが、一番有名な土用は立秋を迎える前の18日間のことです。

そして、立春、立夏、立冬、前18日間も同様に”土用”といいます

 

今年の立秋は、8月8日頃ですので、その前18日間、7月21日〜8月7日頃が土用の期間にあたります。

 

この夏の土用の中で、丑の日に当たる日は、7月24日と、8月5日です。

年に1回の年もありますが、今年は、土用の丑の日が2回訪れることになります。

 

暦的には「夏」の土用の丑の日といって良いのか迷うところですが、夏の土用の丑の日は7月24日、8月5日の2日間になります。

 

そして、気になる今の季節でいうところの秋の土用はいつでしょう?

 

今度は、立冬前が土用になりますね(^^)2015年の立冬は11月8日です。

つまり、10月21日〜11月7日までが土用になります。そして、10月28日が丑の日になります!!

 

うなぎの旬は秋から冬にかけてなので、夏よりも更に美味しいうなぎを食べられるチャンスかも!

お母さんや奥さんにおねだりしてみるのもありかもしれませんね(笑)

 

最近はスーパーなどでも、夏以外にもうなぎをアピールしている所もありますから特売にありつけるかも・・・

 

鰻(うなぎ)の栄養価 夏バテ予防に

土用の丑の日に鰻(うなぎ)を食べる習慣について現代では、「夏バテ予防になる」と良く言われていますよね。

その通り、鰻(うなぎ)は非常に栄養価の高い食べ物で、古くは”薬”としても利用されていたことがあるのだそうです。

 

特に優れているのは、ビタミンAです。

含有量はとても多く、蒲焼き一枚食べれば、1日に必要なビタミンAの3倍摂取することができます。

 

また、EPA(エイコサペンタエン酸)や、カルシウム、鉄、ビタミンB群、ビタミンD、ビタミンE、タンパク質、脂質、どれも欠かせません。

 

EPAなんかは、テレビでもCMなんかでよく目にする言葉ではないでしょうか??

 

しかし、鰻(うなぎ)には、ビタミンCや、食物繊維が含まれていないので、日本において良く食べられている、うな重や、うな丼などのメニューは、少々バランスが悪いとも言えるのです。

 

栄養価が高く、脂っこい食材ですので、尚更です。鰻のぬるぬるした部分は、夏に弱りやすい、胃腸を保護する役割もありますが、鰻の栄養は、食べ過ぎると逆に胃腸を荒らしてしまいます。

 

そうならないためにも、鰻を食べる時には、ビタミンCや、食物繊維も一緒に摂取するのが理想的です。

 

具体的には、土用の丑の日のメニューは、うな重や、うな丼など、鰻だけのメニューではなく、サラダや、具の入ったお味噌汁、野菜を使ったメニューを一品追加すると良いと思います。

 

今年の夏の土用の丑の日の日は、2回。

土用の丑の日は、普段はなかなか手が出せない鰻(うなぎ)を食べる口実にもなるので、楽しみに待っている人も多いと思います。

そして、秋の土用も・・・

なんて思っているのは私だけでしょうか(笑)?

 

日本への稚魚の輸出がとめられてしまっているなど、鰻は高騰するとも言われているので、あとは、安く買えることを祈るばかりです。

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