お中元のお返しのマナー!スマートな対応の仕方をチェック!
「お中元来たんだけど、お返しっているんだっけ?」
今まで、お中元は「贈るもの」だと思っていたら、いつのまにやら「贈られる側」にもなっていた・・・
年齢にもよりますが、職場の部下や、お仕事で個人的にも親しくなった取引先の担当の方から、「思いがけないお中元」が届く場合も少なくありません。
我が家でも、「あらら、◯◯さん、わざわざお中元までくれて・・・」なんてことがよくあります(^_^;)
お中元は、実は「お返し不要の贈り物」だということを知っていますか?
とはいえ、「もらいっぱなしも大人としていけないことだよなぁ・・・」と思うことでしょう。でも、右往左往しているあいだに何もできず・・・
これだけは避けたいですよね?
そこで、今回は「お中元を頂いた際のスマートな対応のしかた」についてまとめてみました(^^)
お中元が届いた!あなたが取るべき行動は?
まず、「お中元はお返しが不要は、本当なのか?」についてですが、これは基本的には本当です。
”基本的に”といったのは、親戚間などでは慣例があったり、地域によってもしきたりが違うので”絶対不要”とは言い切れないからです。でも、この場合は、これまでのお中元のやりとりを見ていればわかると思いますし、「親戚の誰かに聞く」ということで解決できます。
ここでは、特に会社関係や、知人・友人などからお中元を頂いた際の対応の仕方をご紹介します。
まずは、電話を!
まずは、お中元をいただいたら、すぐに相手に「ありがとう」の電話を入れましょう!これは、お礼を伝える事はもちろん、相手に「きちんと荷物がどいたよ!」ということを伝えるためにも重要な事です(^^)
個人宛てに自宅にお中元を贈ってくれるくらいですから、知らない仲ではないはずです。
夜かえって気づいた場合は、翌日の日中に連絡すべきですが、可能であればすぐに連絡して、「お中元ありがとう!」と伝えましょう。
ですが、ここまでは誰でもやっていると思います。
ここから、あと一手間をかけられるかどうかです!
今の時代だからこそ、手書きの礼状で差をつける
その「一手間」とは、ズバリ「手書きの礼状」です。今の時代は、電話はもちろんですが、メールも当たり前になっているので、それで済ませてしまう人も多いです。
そんなところに、手書きの礼状が届いたらどうでしょうか?
「あー、なんて丁寧な人なんだ!」
「さすが、◯◯さんは気配りが違うなぁ・・・!」
と、あなたの株もグングン上昇です(^^)
そもそも、「礼儀」ですので”株が上昇する”などということを考えるべきではありませんが、今だからこそ手書きの礼状にはインパクトが有ります。
あなたが、誰かから手書きのお手紙を最後にもらったのは、いつだったか覚えていますか?
今後も、より親密に良い関係を維持するためにも、その一手間が大切なんです(^^)
礼状はこんなことを書こう!
「よし、礼状を書こう!」と思っても、「はて?なんて書けばいいんだ?」となってしまうかもしれません(^_^;)
ここでは礼状に書くべき内容と、例文をご紹介したいと思います!
礼状に書くべき内容とは?
お礼状に書くべきことは、以下の通りです(^^)- 手紙の挨拶の言葉。
- 相手の安否を気遣う言葉。
- 頂いた贈り物への感謝や感想。
- 今後も宜しくの一言。
- 手紙の締めの言葉。
これらを、盛り込んでお礼状にします(^^)
決して、長々とかく必要はありません。シンプルに短くても問題ありません!
手紙の冒頭と、締めには
「拝啓と敬具」
「前略と早々」
といったおなじみの文言をお忘れなく(^^)!
ちなみに、「拝啓」の場合は、その後に時候の挨拶が来るのが通例です。
もし、最初から本題に入りたいというのであれば、「前略」を使ったほうが楽にかけると思います(^^)
例文で実際に確認してみてください!
礼状の例文!
クリックして拡大します。このように、特別長く書く必要はありません。
「感謝の気持ち」「相手を思いやる気持ち」
この2つを持って、簡潔に書きましょう(^^)
最後に
以上が、お中元のお返しのスマートな対応のしかたですた。一見、普通です。
でも、「普通の事」と思っていても、時代とともに廃れていってしまうということもあります。
「手書きの礼状」に限らず、自筆の手紙というものももしかしたらそんな「時代に風化されつつある文化」なのかもしれません。
「古臭い」等と言わずに、ペンを手にとってみてはいかがでしょうか?
敢えて、「時代遅れ」と思われることを普通に行う。それが、礼節を本当に知っている今スマートな大人なのかもしれません。
スポンサーリンク