御社と貴社の違い!就活生も必見の簡単な使い分け!
社会人になると色々と使い慣れない言葉を使うようになりますよね(^_^;)
尊敬語や謙譲語などの敬語などもそうですし、ビジネスシーンならではの言葉もたくさんあります。
その中で、「御社」と「貴社」もどっちを使っていいのか迷ってしまう言葉ではないでしょうか?
「御社」と言っていれば間違いないとも思いますけど、「貴社」という言葉も存在するのだから、使うべきポイントはきっとあるはず・・・
ということで、今回は「御社と貴社の違い」と「上手な使い分け」についてまとめました!
御社と貴社の違いは?
御社も貴社も、相手の会社を敬った表現であることは同じです(^^)御社と貴社の違いは、「意味」としては同じなんです。では、なぜ両方あるのかというと・・・
「話し言葉」か「書き言葉」かという違いがあるからなんです!
実は、御社と貴社は役割が明確に分かれています。
御社=話し言葉
貴社=書き言葉
このポイントを、理解しておけばOKなんですよ(^^)!
貴社という言葉は、
「貴社の記者は汽車で帰社した」
なんて言葉遊びがあるように、音としてとらえた時に混同しやすい言葉です。
仕事の話をしているのに、記者や汽車ではないこと位は分かりそうではありますが、「混同しやすい言葉は使わない」というのが、「気配り」でもあります。
今回、書き言葉と話し言葉という役割があることを知ったからには、ぜひ使い分けてください(^^)
就活生や転職中の人は履歴書を要チェック!
「御社」「貴社」という言葉を初めて意識するのは、やっぱり就職活動の時だと思います。口頭では「御社」と言えるのですが、果たして履歴書やエントリシートなどで「貴社」としっかり使い分けできているでしょうか?
実は、履歴書やエントリーシートに「御社」と書いてしまう人はとても多いんです(^_^;)
学生さんが就活の初期段階で犯してしまいがちなミスの一つです(汗)
もちろん、「御社」と「貴社」を使い分けられていないことが、決定的な合否の基準になることは、そうそうないでしょうけど、直せるところは直しておきましょうね!
また、すでに社会人で、取引先企業への書面を作成する際や、転職活動をするという場合であれば、「御社」と「貴社」の使い分けは、マスターしておかないと恥ずかしい思いをするかもしれません・・・
書面に、「御社ますますご清栄のことと存じます」などと書いてしまっては、あなたの会社の「質」を疑われてしまうかもしれませんからね・・・
また、商談の際などに「貴社の・・・」「貴社が・・・」などと言ってしまってもNGです。
分かる人には、違和感を与えてしまいますので、「話すとき」と「書くとき」でしっかり使い分けをしましょう。
状況などで使い分けるのでは無く、「話す」か「書く」かの違いだけですから、一発で頭に入れてしまいましょう!
【ワンポイントアドバイス!】
相手が会社ではない時はどうする?
相手が、会社ではないということもあると思います!そんな時の使い方をご紹介!
- 銀行・・・御行と貴行
- 信用金庫・・・御庫(御金庫)と貴庫(貴金庫)
- 病院・・・御院と貴院
- 学校・・・御校と貴校
- 役所・・・御庁と貴庁
最後に
普段なんとなく使っている言葉で、知らず知らずのうちに損をしてしまっているかもしれません(^_^;)今回のように、ポイントを抑えればスッキリ解決することもよくあります。
ぜひ正しい言葉をマスターして、就活や普段のお仕事に活かしてくださいね(^^)!
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