ワンセグとフルセグの違いを簡単に解説!綺麗だけどデメリットは?

皆さんは携帯電話やスマートフォンでテレビをご覧になりますか?

今、携帯に搭載されているテレビ機能はワンセグフルセグと呼ばれるもので、お家のテレビと同じチャンネルを無料で見られる便利な機能ですよね(^^)

 

2011年の東日本大震災の際は、電話やインターネットが繋がらない状況の中ワンセグのテレビが情報収集にとても役に立ったということもありました。

 

震災後は「テレビの見れる携帯電話をください」というお年寄りも増えたようです(^^)

 

テレビと犬

 

以前は携帯のテレビ=ワンセグという認識でも良かったのですが最近になってフルセグという言葉も頻繁に聞かれるようになりました。

 

私が持っているタブレットもフルセグに対応しているのですが、普通にテレビが見れるのでテレビが自室にない私としてはとても便利です。

 

ところで、フルセグとワンセグの違いってご存知でしょうか?

 

どちらもテレビですし、どちらも無料で見れますよね(^^)?

 

今回は分かりにくい「ワンセグとフルセグの違い」「メリット・デメリット」についてお伝えしたいと思います!

 

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ワンセグとフルセグの違い!

フルセグは手の中の高画質テレビ!

ワンセグもフルセグも簡単に言うと携帯端末向け(携帯電話、スマホ、カーナビなど)の地上波デジタル放送なんです。

 

いわゆる地デジですね(^^)

 

だから、ワンセグでもフルセグでも電波さえ入れば自宅で見ることの出来る地デジのチャンネルを、携帯やスマホから試聴することが出来るんです(^^)

もちろん無料です。これも家のテレビと全く同じですね!

 

そして、ワンセグとフルセグの決定的な違いは画質です!

 

ワンセグはモザイクとまでは行かないまでも画質が荒く画像が崩れてしまうこともしばしば。

一方のフルセグは、自宅のテレビで見る時と、ほとんど変わらない位キレイな画質で試聴することが出来ます。

 

これが、フルセグの最大のメリットです!

 

昔のブラウン管テレビよりも綺麗です(^^)

参考動画はこちら↓



 

セグって何?高画質の秘密はここにあり!

この画質の差は「ワンセグ」「フルセグ」という名前にヒントが有ります。

 

それぞれに共通している部分。「セグ」とは「セグメント」の略です。

 

このセグメントという言葉は詳しく説明するとものすごく複雑なので、できるだけ簡単に説明したいと思います。

 

 

セグメントは簡単に言うと画像や音声、データを送るための電波の帯のことで、全部で13に分かれています。

 

 

1本のホースがあったとしたら、ホースの中が13個に区切られている感じです(^^)

 

ワンセグは「ワンセグメント」の略で、使用されるセグメントは1個だけ。

フルセグは「フルセグメント」の略で、使用されるセグメントは12個も使われています。

 

ワンセグは13個あるデーターの通り道のうち一つしか使えないので、端末が受け取れる画像や音声などのデータの量が少なくなってしまいます。

だから画質が荒くなったり、動きがぎこちなかったりするのです。

 

一方のフルセグは、13個のうち12個の通り道を使ってワンセグの12倍のデータを端末が受信できます。

ですから、画質も良くなり映像の動きも滑らかになるのです(^^)

 

 

水(受信できるデータ量)がチョロチョロか、ドバーッとでるかが画質の違いにでるのです(^^)

 

蛇口

 

スマートフォンにフルセグが搭載された要因は色々ありますが、大きな理由としては

「スマートフォンの大きな画面に、ワンセグの画像が対応しきれなくなった」というものがあります。

 

ワンセグのデータは、従来の携帯電話の画面サイズ程度の大きさで見ることを前提としています。

2倍も3倍もあるスマートフォンの画面では、画質の粗さが目立って見づらくなってしまっていたんです。

 

スカイツリー

 

スマホのフルセグのデメリット

画面が綺麗で、動きもなめらかなフルセグですがデメリットもあります。

ここでは、スマーフォンでフルセグを試聴する際の2つのデメリットをご紹介します。

 

デメリット①

電波の受信感度が悪い。

フルセグは通常のテレビと同じ電波を受信して見るものです。

自宅のテレビは、屋外にしっかりとアンテナを建てるなどして、電波の受信感度がいい状態なのです。

常に綺麗に見れる場合がほとんどだと思います。

 

ですが、スマートフォンのアンテナは端末内に内蔵されています。

 

そのため、通常のテレビと比較して電波の受信感度が悪いのです。

 

テレビの電波は、ケータイの電波と違って建物などの障害物を通り抜けたり、避けたりする性質があまり強くありません。

ですから、建物の陰や室内では、結構受信できない場合が多いんです(^_^;)

 

ですから、室内や移動時にフルセグを見たいと思っても必ず見れるとは限らないのが欠点なのです。

 

これは、あくまで電波がテレビ用であるからであって現状はどうにもならない問題なんです(^_^;)

 

ですが、一方のワンセグは意外と電波が入りやすくフルセグとくらべてテレビを見れる確率はかなり高くなります。

 

理由はワンセグの電波が携帯端末向けに少し改良されているからです。

 

ですから、移動中や屋内など電波の良い所に移動できない場合はワンセグで試聴するほうがいいんです。

 

フルセグ対応の端末は、ワンセグも見れるようになっていますので、電波状況によって切り替えるといいですね。

中には電波状況で自動的に切り替えてくれる親切なものもありますよ!

 

ビル街

 

デメリット②

バッテリー消費が早くなる

これはフルセグに限らずYouTubeなどの動画を試聴するときも同様です。

 

大きな画面をフルに使って大量のデータを映像化するので、バッテリーへの負荷が大きくなるので仕方ありません。データ量の少ないワンセグを見る時と比べてもやはりバッテリーの消費は早くなってしまいます。

 

人間も重い荷物を背負って走ったら、何も背負わずに走る場合よりも早くバテてしまいますもんね(^_^;)

 

「充電しないで2日もつ」と言われているスマートフォンでもフルセグを3時間も連続で見るとバッテリーはなくなってしまうようです。

参考サイト:IT Media 

 

スマートフォンで、外出中などにフルセグなどを試聴する際は、バッテリーの残量に注意が必要です。スマホを本当に使いたいときに使えないと、意味がありませんからね(汗)

 

よく使うという方は、ドキドキしながら使うのではなく、モバイルバッテリーなどを一緒に持ち運んで、万が一に備えておくといいですよ。

電車に乗るとモバイルバッテリーをスマホにつないでいる人をよく見かけますからね(^_^;)

 

最後に

以上がワンセグとフルセグの違いについてでした。最後に簡単にポイントをまとめて終わりにしたいと思います。

フルセグとワンセグの違い まとめ
  • フルセグはワンセグよりもデーター受信量が多いので画質が綺麗で動きが滑らか
  • フルセグはワンセグよりも電波が受信しにくいところが多いので見れないことも結構ある
  • フルセグはスマホをフルにこき使うのでバッテリーのヘリが早くなる
 

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