勤労感謝の日の意味や由来を知ってる?子供にも教えて感謝してもらおう!
毎年11月23日は勤労感謝の日ですね。
社会人になってからこの方「勤労を感謝された記憶が無い」わたくしでございます(笑)
やはり、土日祝日関係のない仕事をしているとあまり祝日のことって関係なくなっちゃうんですよね(^_^;)
べつに休めるわけでもありませんでしたから。
「勤労感謝の日」なのであれば法律で強制的に休みにしてくれればいいのにとさえ思ったこともあります。
世の中のお父さんも同じこと思ったり、もっと働いていることに感謝してくれてもいいのにと思ったことありませんか?
そこで今回は勤労感謝の日についてまとめてみました。
簡潔にまとめてみましたのでぜひお子さんに教えてあげて「パパ・ママ凄い!ありがとう!」と感謝されていましましょう(笑)
勤労感謝の日ってどんな日かを知ろう!
勤労感謝の日の歴史
勤労感謝の日は戦後の1948年(昭和23年)に国民の祝日に関する法律によって定められました。この祝日の持つ意味は
「頑張って働いていることを尊敬して、農業や工業などの生産ができていることをお祝いし国民みんなで感謝しあう」
というものです。
働いていることは尊敬に値するわけです!これが全てです(笑)!!
それはそうですよね(^^)働いてお給料をもらえなければご飯も食べられないし、病院にもいけない。
税金を収めなければ様々なサービスを受けることもままなりませんからね(汗)
お子さんに勤労感謝の日は何なのかを説明する時はここを強調しましょう(笑)
勤労感謝と4文字にされてしまうと無機質な感じがしますが、
「働いているお父さんお母さんは偉い!日頃の頑張りにありがとうを言いましょう」
ということですからね。
肩たたき券がもらえるかもしれませんよ(^^)
さて、もう少し勤労感謝の日を掘り下げてみたいと思います。
勤労感謝の日の意味にある「生産を祝う」というところ、実はこれは「収穫祭」に関係しています。しかも、日本で最も大事な収穫祭です!
勤労感謝の日のもともとの由来
実は11月23日は勤労感謝の日が制定される以前から休日でした。なんという休日かというと、「新嘗祭(にいなめさい、しんじょうさい)」というものです。
これは、「天皇がその年の五穀収穫を自ら食べて、神様にも感謝する」というもので、もっとも格式の高い収穫祭だったのです。
実際に宮中で儀式も行われています。
日本は農業の国ですから、農作物が無事に育ち収穫できることを神様に報告し、感謝していたんですね。
そして、この新嘗祭は明治時代に入って毎年11月23日に定められて祝日にも制定されました。これが勤労感謝の前身の祝日です。
戦後も11月23日はそのまま祝日となるわけですが、「勤労感謝の日」に名前が変更されました。
これはアメリカの占領軍であるGHQの意図によるものでした。
アメリカは天皇が国民からとてつもない尊敬を集めていたので、天皇の力をできるだけ抑えたかったわけです。
「天皇陛下の人気が高いままだとまた戦争になるのではないか?」と心配していたんです(^_^;)
ですから、GHQによって天皇にまつわる祝日や行事は廃止されたり、名前を変えさせられたりして国民への天皇のを弱めていったという経緯があります。
新嘗祭も例外ではありませんでした。
「勤労感謝の日」名前はアメリカ製?
勤労感謝の日というネーミングはアメリカの祝日に由来しています。アメリカには9月のLaybor day(レイバー・デイ/労働者の日)があり、11月にはThanksgiving day(サンクスギビング・デー/感謝祭)があります。
レイバーデイが労働者への感謝をする日で、サンクスギビング・デーは収穫祭であることからアメリカ側はこれらを混合した「Laybor Thanksgiving day」を考案しました。
これを和訳するとまさしく「勤労感謝の日」となるわけです(^^)
アメリカの政策によって新嘗祭は勤労感謝の日と名前が変わってしまいましたが、現在の日本においては勤労感謝の日のほうがしっくり来ますよね。
最後に
勤労感謝の日にはお父さんお母さんへのプレゼントをする事が増えてきているようです。会社に行くだけが仕事ではありません(^^)
お父さんは会社で、お母さんは毎日お家で家事を頑張っています!
今年はお父さんもお母さんもお互いに日頃の苦労をねぎらう日にしてはいかがでしょうか?
もちろん「いつもありがとう」の感謝の言葉は忘れてはいけませんよ!
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