お正月にお雑煮を食べる理由!ただのお餅とあなどるなかれ!!
お正月=お餅と言っても過言ではありませんよね!
もう勘弁してよ〜(T_T)!
というくらいお餅のオンパレードという人も
少なくないのでは無いのでしょうか?
その中でも最もお正月らしいお餅料理が
お雑煮です!
日本のお正月の食卓にはおせち料理と並んで欠かせないもの
ですね(^^)
さてさて、お正月にお雑煮を食べるようになった理由はなんなのでしょうか!
お餅に宿った神様のパワーにあやかるためにお雑煮を食べる!
お雑煮にはお餅を欠かすことが出来ません。「年末にお餅をつく理由」の記事でもご紹介していますが
お餅はおめでたい席には欠かせないものです。
さらには、お正月にはお餅に神様が宿ると考えられていて
神様のご加護で一年を無病息災で過ごせるように祈って食べたり、
前年の収穫に感謝し、新年の豊作を祈ってとれた作物と一緒に
煮て食べるんです。
お正月には実は収穫祭の側面もあったんです!
ちなみに「雑煮」の語源は「煮雑(煮まぜ)」であると言われていて
色々な具材を煮合わせたものという意味です。
「お雑煮はこうあるべき!」というものがなく、「雑煮」という文字にも
「雑多に煮こむ」というイメージもあることからお雑煮は
その土地の文化を色濃く反映した地域のオリジナリティあふれる食べ物
になったんです。
日本のお雑煮の違いについてはこちらの記事をどうぞ!
お雑煮はもともと武士の食事だった!
お雑煮はもともと戦の際に戦時の食事として餅や野菜、乾燥させた食品を似た料理が発祥であるという説があります。
そして、室町時代には本膳料理という武士の宴会の料理として発展し、
一番最初に振る舞われるおめでたい料理とされ室町時代にはその礼式が
確立されたと言われています。
室町時代以降、武士が力を持ち世の中を治めるようになったことで庶民の間にも
この習慣が普及し、元日にお雑煮を食べるようになったと考えられています(^^)
最後に
お正月について調べてみると一つ一つの行事や食べ物に先人の思いがたくさん詰まっていておどろくばかりです!
今となってはお米も野菜も買うもので、収穫を祝ったり
神様に祈るという感覚も希薄になってきてしまっている
といのが実際のところだと思います。
せめて、お正月は「またお餅かよ!」などと言わずに
当たり前にご飯が食べられることに感謝してお雑煮を
頂いてみてはどうでしょうか?
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