赤ちゃん子供が受ける予防接種の種類は?お母さん必見スケジュール!
日本では生後まもなくからしばらくのあいだ子供は予防接種を受けることが出来ますね(^^)
予防接種はワクチンを打つことで、身体が免疫力をつけることで病原菌などに対抗できるようにするための医療法です。
予防接種によって防ごうとしている病気は命にかかわるものや思い障害が残ってしまう可能性がある怖い病気がほとんどなんです。
生まれたばかりはもちろん子供のうちは免疫力が大人に比べてかなり低いものです。
無防備な状態でウィルスの危険にさらされてしまっているような状態です。
スケジュールをしかっり立ててもれなく受けさせたいですよね(^^)
そこで今回は、お子さんが受けるべき予防接種の種類とスケジュールをまとめてみました。
知っておきたい予防接種の種類!
まず予防接種には大きく分けて定期接種と任意接種の2つがあります。定期接種とは?
定期接種は予防接種法で定められた国や自治体が無料で受けられるようにしている予防接種です。BCGや日本脳炎、水疱瘡など誰でも聞いたことが病気が対象となっています。
任意接種とは?
任意接種は定期接種とは違い自己負担による接種が必要になるものです。任意である分「受けなくてもいいのでは??」と考えがちですが、A型、B型肝炎やおたふく風邪、インフルエンザなど感染してしまうと重症化して後遺症が残ってしまったり、命が危険になる病気ばかりです。
任意=軽い病気というわけではありません!
じつは、日本では任意であっても、アメリカでは定期接種に定められている物もあり極力接種を受けておくべきものであるには変わりありません。
予防接種を受けるのにお勧めな病院は?
お子さんが、予防接種を受けるのにオススメな病院はズバリかかりつけの小児科です。
予防接種にはアレルギー体質である場合に危険な副作用を発症する可能性のものもありますし、また、予防接種をするタイミングでお子さんの体調が悪いなどで受けられなかった場合も、かかりつけのお医者さんであれば相談に乗ってくれます(^^)
予防接種は早いもので生後二ヶ月から受けることができるものがありますので、生まれたあと1ヶ月検診が終わったくらい家から通いやすい小児科を見つけておくといいです!
そこで、今後の予防接種のスケジュールなども相談できます。お医者さんはいつも同じ所に通っていればお子さんの体のことをよく分かってくれていますから、日頃から頼りになる事は間違いありません(^^)
赤ちゃんや子供が受ける予防接種のまとめ
それではここでは生後すぐから3歳位までの間に受けておくべき予防接種の種類とスケジュールを立てるときのポイントをご紹介します。①B型肝炎(任意) 接種スケジュール 生後2ヶ月 接種回数3回
【概要】
B型肝炎は感染すると、慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんなどを引き起こす可能性がある病気です。 ある意味「肝臓がんの予防接種」とも言えます。
日本では任意ですが、アメリカを初め世界各国で 「定期接種」に指定されている予防接種ですので、いかに注意すべき病気であるかが分かります。
日本でも「定期接種」に分類される予定ですが、「任意」のうちであってもリスクを考えれば絶対に 受けておきたいものです。
B型肝炎は感染すると、慢性肝炎、肝硬変、肝臓がんなどを引き起こす可能性がある病気です。 ある意味「肝臓がんの予防接種」とも言えます。
日本では任意ですが、アメリカを初め世界各国で 「定期接種」に指定されている予防接種ですので、いかに注意すべき病気であるかが分かります。
日本でも「定期接種」に分類される予定ですが、「任意」のうちであってもリスクを考えれば絶対に 受けておきたいものです。
②ロタウィルス(任意) 接種スケジュール 生後2ヶ月 接種回数2〜3回
【概要】
ロタウイルスはあまり聞き慣れないかもしれませんが、ウィルス性の胃腸炎の一種です。
通常の胃腸炎の様に下痢と嘔吐を繰り返してしまうことで脱水症状になる危険性もあります。
感染力が強いのも特徴で、幼稚園や保育園であっという間に感染が広がることもある怖い病気です。
ロタウィルスによる外来受診者は年間80万人とも言われており、そのうちの10%は死に至るとも言われています。
ロタウイルスはあまり聞き慣れないかもしれませんが、ウィルス性の胃腸炎の一種です。
通常の胃腸炎の様に下痢と嘔吐を繰り返してしまうことで脱水症状になる危険性もあります。
感染力が強いのも特徴で、幼稚園や保育園であっという間に感染が広がることもある怖い病気です。
ロタウィルスによる外来受診者は年間80万人とも言われており、そのうちの10%は死に至るとも言われています。
③ヒブ (定期) 接種スケジュール 生後2ヶ月 接種回数4回
【概要】
ヒブは、ヘモウイルス・インフルエンザ菌b型感染症のことです。
この病気は基本的に重症化することが多く、脳を包む髄膜が炎症をおこして(細菌性髄膜炎)脳に後遺症を残す危険性があります。
特に厄介なのは初期は風邪と区別がつきにくいこと。風邪と診断された後に、痙攣をおこしたり、意識を失ってしまうことでヒブだと分かるような場合もあります。
また、喉の奥に炎症が起きる場合には呼吸が困難になり、最悪窒息死してしまうこともある質の悪い病気です。
集団保育の場合、感染する確率が2倍〜3倍に増加する傾向もあります。
ヒブは、ヘモウイルス・インフルエンザ菌b型感染症のことです。
この病気は基本的に重症化することが多く、脳を包む髄膜が炎症をおこして(細菌性髄膜炎)脳に後遺症を残す危険性があります。
特に厄介なのは初期は風邪と区別がつきにくいこと。風邪と診断された後に、痙攣をおこしたり、意識を失ってしまうことでヒブだと分かるような場合もあります。
また、喉の奥に炎症が起きる場合には呼吸が困難になり、最悪窒息死してしまうこともある質の悪い病気です。
集団保育の場合、感染する確率が2倍〜3倍に増加する傾向もあります。
④小児用肺炎球菌(定期) 接種スケジュール 生後2ヶ月 接種回数4回
【概要】
肺炎球菌感染症は2歳以下の小児の場合は免疫力が殆ど無いため、かかった場合に重症化する可能性が高い病気です。
重症化すると、細菌性髄膜炎に発展し脳に障害を残してしまったり、重い肺炎の発症や菌血症、重度の中耳炎になる可能性があります。
菌血症になるとそこから細菌性髄膜炎に発展する可能性も高く非常に厄介です。
肺炎球菌感染症は2歳以下の小児の場合は免疫力が殆ど無いため、かかった場合に重症化する可能性が高い病気です。
重症化すると、細菌性髄膜炎に発展し脳に障害を残してしまったり、重い肺炎の発症や菌血症、重度の中耳炎になる可能性があります。
菌血症になるとそこから細菌性髄膜炎に発展する可能性も高く非常に厄介です。
⑤四種混合(定期) 接種スケジュール 生後3ヶ月
【概要】
四種混合は、ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオの4種類に対するワクチンを混合したものを摂取するものです。ポリオを除いた三種混合で行われる場合もあります。
それぞれの病気の特徴ですが、
・ジフテリア・・・ジフテリアは毒素により神経や筋肉に外を及ぼします。また、喉の炎症がひどくなると空気の通り道がふさがり窒息死してしまったり、心臓の筋肉に障害が起きて死亡する場合もあります。
・百日せき・・・百日せきは文字通り、長期間咳が止まらなくなる病気です。大人はそれで死亡するケースはほとんどありませんが、子供の場合咳により呼吸ができなくなることで死に至る場合もあります。特に幼児の場合は無呼吸による脳への障害などが危険視されています。
・破傷風・・・破傷風は傷口から破傷風菌が入ることで起こります。破傷風菌が出す毒素により全身の筋肉が痙攣し、また、筋肉の収縮が強く弓反りになり背骨が折れるという場合すらあります。
・ポリオ・・・ポリオは重症になりにくく発症しても風邪のような症状のみの場合も多いです。しかし、重症化すると手足の麻痺が起こり、運動障害が残る可能性があります。
四種混合は、ジフテリア、百日せき、破傷風、ポリオの4種類に対するワクチンを混合したものを摂取するものです。ポリオを除いた三種混合で行われる場合もあります。
それぞれの病気の特徴ですが、
・ジフテリア・・・ジフテリアは毒素により神経や筋肉に外を及ぼします。また、喉の炎症がひどくなると空気の通り道がふさがり窒息死してしまったり、心臓の筋肉に障害が起きて死亡する場合もあります。
・百日せき・・・百日せきは文字通り、長期間咳が止まらなくなる病気です。大人はそれで死亡するケースはほとんどありませんが、子供の場合咳により呼吸ができなくなることで死に至る場合もあります。特に幼児の場合は無呼吸による脳への障害などが危険視されています。
・破傷風・・・破傷風は傷口から破傷風菌が入ることで起こります。破傷風菌が出す毒素により全身の筋肉が痙攣し、また、筋肉の収縮が強く弓反りになり背骨が折れるという場合すらあります。
・ポリオ・・・ポリオは重症になりにくく発症しても風邪のような症状のみの場合も多いです。しかし、重症化すると手足の麻痺が起こり、運動障害が残る可能性があります。
⑥BCG(定期) 接種スケジュール 生後5ヶ月〜 接種回数1回
【概要】
BCGは結核を予防するために行われます。
赤ちゃんの結核は少なくなっていますが、万が一かかると大変です。
結核による、髄膜炎や結核菌が全身に広がって重症化してしまう事があります。
また、優先順位としてBCGはヒブや四種混合、小児用肺炎球菌の接種が終わってから受けるのがいいようです。
BCGは結核を予防するために行われます。
赤ちゃんの結核は少なくなっていますが、万が一かかると大変です。
結核による、髄膜炎や結核菌が全身に広がって重症化してしまう事があります。
また、優先順位としてBCGはヒブや四種混合、小児用肺炎球菌の接種が終わってから受けるのがいいようです。
⑦MR(定期) 接種スケジュール 1歳頃
【概要】
MRは麻しん風しん混合とも言われます。麻しんは「はしか」と言ったほうがピンとくるかもしれませんね!
まずはしかは、感染力が強く、風邪に似た症状と高熱、口の中に白いぶつぶつが出ることが特徴です。重症になると合併症を起こすことがあり、気管支炎や肺炎、脳炎にかかる場合があります。
合併症をおこして亡くなる場合があります。
風しんは、急な高熱と発疹が身体にみられるのが特徴です。
通常3〜4日でなおりますが、まれに重症化し風しん脳症に至るケースも有ります。
また、麻しん、風しんは大人でも感染する危険せが十分あり、特に妊婦が肝炎すると胎児に重大な障害を残すこともあり危険です。
家族の中でも受けていない人がいる場合は、予防接種を受けることをおすすめします。
MRは麻しん風しん混合とも言われます。麻しんは「はしか」と言ったほうがピンとくるかもしれませんね!
まずはしかは、感染力が強く、風邪に似た症状と高熱、口の中に白いぶつぶつが出ることが特徴です。重症になると合併症を起こすことがあり、気管支炎や肺炎、脳炎にかかる場合があります。
合併症をおこして亡くなる場合があります。
風しんは、急な高熱と発疹が身体にみられるのが特徴です。
通常3〜4日でなおりますが、まれに重症化し風しん脳症に至るケースも有ります。
また、麻しん、風しんは大人でも感染する危険せが十分あり、特に妊婦が肝炎すると胎児に重大な障害を残すこともあり危険です。
家族の中でも受けていない人がいる場合は、予防接種を受けることをおすすめします。
⑧おたふくかぜ(任意) 接種スケジュール 1歳頃 接種回数 2回
【概要】
おたふくかぜは、熱が出て耳の下が腫れてくる事が特徴の病気です。その多くは軽症ですみますが、やはり重症化する危険性があります。
無菌性髄膜炎や脳炎にかかり死亡したり、障害が残るケース、難聴になってしまうケースが有ります。
日本ではお馴染みと言えなくもない病気ですが、世界的には予防接種が定期で行われているので流行しない病気でもあります。
感染しないに越したことはないのでぜひお子さんに受けさせたいものです。
おたふくかぜは、熱が出て耳の下が腫れてくる事が特徴の病気です。その多くは軽症ですみますが、やはり重症化する危険性があります。
無菌性髄膜炎や脳炎にかかり死亡したり、障害が残るケース、難聴になってしまうケースが有ります。
日本ではお馴染みと言えなくもない病気ですが、世界的には予防接種が定期で行われているので流行しない病気でもあります。
感染しないに越したことはないのでぜひお子さんに受けさせたいものです。
⑨水ぼうそう(定期) 接種スケジュール 1歳頃 接種回数 2回
【概要】
水ぼうそうも子供の病気として馴染みが深いものですね。水ぼうそうははしかと同じように感染力が強く、幼稚園や保育園で感染してくることも多い病気です。
水ぼうそうは熱と、全身に出る水ぶくれが特徴です。高熱と、水ぶくれによる痒みは子供には非常につらいもの(T_T)
また、重症化により、毎年10人程度なくなる方もいます。定期で受けられますので忘れないようにしましょう!
水ぼうそうも子供の病気として馴染みが深いものですね。水ぼうそうははしかと同じように感染力が強く、幼稚園や保育園で感染してくることも多い病気です。
水ぼうそうは熱と、全身に出る水ぶくれが特徴です。高熱と、水ぶくれによる痒みは子供には非常につらいもの(T_T)
また、重症化により、毎年10人程度なくなる方もいます。定期で受けられますので忘れないようにしましょう!
⑩日本脳炎 (定期) 接種スケジュール 3歳頃から 接種回数 4回
【概要】
日本脳炎の予防接種は3歳頃に1回めを受けて、その後9歳頃までの間に4回受ける物です。
日本脳炎は蚊によってウイルスに感染してしまうものです。
ウイルスに感染した豚の血を吸った蚊が媒介しています。ほとんどの人は発症しませんが、万が一発症するともれなく重症化し、意識障害や痙攣を引き起こし後遺症が残ったり死に至る場合もあります。
日本では西日本で発症することが多く、東南アジアでも流行していますので特に海外に行く場合は接種年齢に達していなくても受けられる場合があるので医師に相談してみましょう。
日本脳炎の予防接種は3歳頃に1回めを受けて、その後9歳頃までの間に4回受ける物です。
日本脳炎は蚊によってウイルスに感染してしまうものです。
ウイルスに感染した豚の血を吸った蚊が媒介しています。ほとんどの人は発症しませんが、万が一発症するともれなく重症化し、意識障害や痙攣を引き起こし後遺症が残ったり死に至る場合もあります。
日本では西日本で発症することが多く、東南アジアでも流行していますので特に海外に行く場合は接種年齢に達していなくても受けられる場合があるので医師に相談してみましょう。
⑪インフルエンザ(任意) 接種スケジュール 毎秋 接種回数 2回
【概要】
インフルエンザは毎年冬場に流行する厄介なものです。
風邪とは違って、脳炎や肺炎を引き起こしやすくお子さんの場合の重症化も心配されます。
大人の場合は通常1回ですが、免疫力が低いお子さんの場合は2回の接種を行う場合が多いです。
効果がでるまでの時間も考慮して10月〜11月には1回めを受けておきたいところです。
インフルエンザは毎年冬場に流行する厄介なものです。
風邪とは違って、脳炎や肺炎を引き起こしやすくお子さんの場合の重症化も心配されます。
大人の場合は通常1回ですが、免疫力が低いお子さんの場合は2回の接種を行う場合が多いです。
効果がでるまでの時間も考慮して10月〜11月には1回めを受けておきたいところです。
⑫A型肝炎 (任意)接種スケジュール 1歳以降 接種回数 3回
【概要】
A型肝炎はB型肝炎に比べて感染することはすくなっています。
感染した場合も症状は軽い場合も多く数週間の入院で治る場合がほとんどです。しかい、やはり重症化すると命にかかわる病気です。
日本人は60歳以下は免疫を持っていないと言われているのでワクチンの接種でしか免疫をつけることは出来ません。
A型肝炎はB型肝炎に比べて感染することはすくなっています。
感染した場合も症状は軽い場合も多く数週間の入院で治る場合がほとんどです。しかい、やはり重症化すると命にかかわる病気です。
日本人は60歳以下は免疫を持っていないと言われているのでワクチンの接種でしか免疫をつけることは出来ません。
⑬HPV (定期) 接種スケジュール 12歳以上の女子 接種回数 3回
【概要】
HPVはヒトパピローマウイルスを予防するためのものです。
HPVは感染すると子宮頸がんなどに発展する可能性のあるウイルスです。日本では2013年から定期接種になりました。
日本では年に3500人程度の方が子宮頸がんでなくなっていますので予防のためにぜひ受けましょう。
また、HPVの予防接種を受けたことのない人は45歳位までの方なら受けることが出来ます。
HPVはヒトパピローマウイルスを予防するためのものです。
HPVは感染すると子宮頸がんなどに発展する可能性のあるウイルスです。日本では2013年から定期接種になりました。
日本では年に3500人程度の方が子宮頸がんでなくなっていますので予防のためにぜひ受けましょう。
また、HPVの予防接種を受けたことのない人は45歳位までの方なら受けることが出来ます。
最後に
お子さんの予防接種はたくさんあって大変ですが、お子さんに健康に育ってもらうには避けられないものです。予防接種をもれなくスムーズに受けるには、医師と日頃から話をしておくことが大切です。
また、定期接種に関しては自治体からの通知が来たりもしますので忘れずにチェックしましょう(^^)
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